アニマルコミュニケーションのすすめ 02
当たり前は当たり前じゃない
こんにちは。
動物対話士の水土(みと)はなんです。今回のテーマ「当たり前は当たり前じゃない」は、
アニマルコミュニケーションを知る上でとても大切なことです。そもそも「アニマルコミュニケーション」ってなんでしょう?
読んで字のごとく「動物と意思の疎通を図ること」です。
「ペットとテレパシーで話すこと」ではありません。
確かにそれも含みますが、それがすべてだと思ったらドツボにはまります。
そして「私はうちの子とお話しができない」となってしまいます。
これは本当に不幸なこと。
ちょっとした勘違いで、「できていること」が「できていないこと」に
変化してしまうのですから。
あぁ、もったいない…。
なので私は声を大にして言いたいです。
「アニマルコミュニケーションは誰にでもできることなんですよー!」って。
アニマルコミュニケーションって決して難しいものではありません。
私たちが当たり前にしている日常の数々は、
すべてアニマルコミュニケーションと思ってもいいくらいです。
たとえば、
あなたのワンちゃんが、一言「わんっ」って吠えて、
お食事の場所に行ったとします。
それを見てあなたは「あ、おなかがすいたのね」と感じてご飯をあげます。
今、動物と意思の疎通を図ったでしょ?
これがアニマルコミュニケーションですよ。
たとえば、
あなたがワンちゃんとお散歩に行ったとします。
あるポイントでワンちゃんが座り込んで動かなくなったとします。
それを見てあなたは「こっちの方向には行きたくないのね」と
感じたとします。
これもアニマルコミュニケーションです。
たとえば…
って、もういいですか?(笑)
例を挙げたらキリがないほどのさまざまな日常のシーンは、
どれも立派なアニマルコミュニケーションです。
だって、ペットさんと意思の疎通をしたでしょ?
「でも、それが合っているかどうか分からないし…」って思ったあなた。
それ、深読みしすぎです(笑)
あなたのワンちゃんは「好き」「嫌い」の表現はできますよね。
あなたもそれを分かってあげられますよね。
それがアニマルコミュニケーションです。
だから安心してください。
あなたはアニマルコミュニケーションができています。
「でも、深いところまで分からないし…」というあなた。
浅いところからでかまいません。
アニマルコミュニケーションがどんなものかを理解してくだされば、
深いレベルのコミュニケーションはもう目の前です。
まずはどんなことでもいいから「私はできてる」と思う
コミュニケーションシーンを見つけてください。
アニマルコミュニケーションは、当たり前の日常にたくさんあふれています。
ただ、当たり前すぎて感じなくなってしまっているだけ。
日常の当たり前にアニマルコミュニケーションがたくさん隠されていた
ことに気づいたとき、あなたとペットさんの間にあたたかい絆が
すでに生まれていることに気がつくはず。
動物対話士は、まさにそこに気づいてもらうためのお手伝い役なのです。
アニマルコミュニケーションってステキな世界です。
「うちの子」を愛してやまない皆様だったらすでに手に入れている世界です。
当たり前ってすばらしい!
それに気がついた瞬間から、あなたとペットさんとの間に
新しい関係性がスタートします。
さぁ、日常の当たり前のコミュニケーションシーンを探してみましょう。
ペットとコミュニケーションが取れていると感じるシーンは、
いつ、どんなときでしたか?
次回は飼い主さんとペットさんの
理想的かつ効果的な関わり方のコツについてお話ししましょうね。
当コラムについてのご感想や質問等を受け付けています。
「これってどう対処したらいいのかしら?」「これもコミュニケーション?」
などの疑問質問をお気軽にお寄せください。
楽しみにお待ちしています♪