アニマルコミュニケーションのすすめ 05
ペットたちの標準語って何語?
こんにちは。
動物対話士の水土はなんです。
ところで、ペットたちの標準語って、何語かご存知ですか?
犬だったらワンワン?
猫だったらニャーン?
いえいえ。
一緒に生活している家族の言葉が標準語になります。
外国に住まいがあり、日本に一時里帰りしてきた方が、セッションにお見えになった事があります。
そこのお宅には猫さんがいたのですが、ママは主に日本語で、パパは外国語(英語ではない)で
猫さんにお話しをしていたそうです。
ひとしきりお話しをして、セッションの最後に、「ママとパパに何か言いたいことはない?」と
ママさんから質問があった時、ママには日本語で「愛してる」という言葉と、いくつかの温かい言葉を伝えてくれました。
「パパには何か言うことはない?」とママが言った時、ゴニョゴニョ…と、日本語ではなく、
英語でもなく、でも確かに何かをお話ししている…。
そんな感じが伝わってきました。
困ったなぁと思って、
「それってどういう意味?」と聞いたら、「大体ママと同じこと☆」と教えてくれました。
ママに
「日本語でもなく英語でもない言葉でお話しくださったようで…」
ってお話ししたら、「主人はスペイン語であの子に話しかけてました」
とおっしゃる…。
ということはもしかしたらあのゴニョゴニョは、スペイン語で「愛してる」だったのかもしれない?!
もっと語学に堪能だったらきっと猫さんの言葉をそのままお伝えすることができたのに~~~と思うと
自分の不勉強さを情けなく思うばかりです。
そういえば以前、福岡でアニマルコミュニケーションをしたときに、
飼い主さんが「今のままでいい?」みたいなことを聞いたら、ワンコくんが「よか♪」って答えていました。
ビックリして飼い主さんに「この辺では『いいよ』のことを『よか』っていうんですか?」
って聞いちゃいました。
福岡でも地域によって「よかよ」とか「よかと」とか、「よかたい」とか、いろいろあるじゃないですか。
私の知識としてそういう違いがあるのを知っていたので、「よか」で切ってしまう使い方があるのかどうか
知りたいなぁと思ったんです。
すると飼い主さんはさも普通な感じで、「そうだねぇ、このへんじゃ『よか』だね」って。
何でそんなこと聞くのかな?って顔をされたので「実はこの子が「よか」ってお返事くださったんです」
ってお伝えしたんです。
これを聞いた飼い主さんは大笑い&大喜びでした(^^)
育った環境の中で使われている言葉を使うのは、人も動物もおんなじなんですね。
こうして「うちの子」への愛情がさらに増していくのです。
こんな瞬間に「やっぱりアニマルコミュニケーションってステキ!」って感じるんです。
「うちの子」をさらに愛おしいと感じる瞬間を、目の前で見せていただけるなんて
アニマルコミュニケーター冥利に尽きます。
なので、方言で日常会話をしている方は、そこのお宅のペットさんもバリバリの方言遣いな
可能性があります。
うちの子のかわいらしさをより堪能したいときは、ぜひアニマルコミュニケーターを使って聞いてみてください。
または勉強会等のセミナーに行って、ご自身で聞ける状態を作ってみてください。
「この子と出会えてよかったー」という思いが、なお一層深くなること請け合いです。